ＤｅＮＡのドラフト１位・度会隆輝外野手（２１）＝ＥＮＥＯＳ＝が初のキャンプ休日となった５日、沖縄県国頭郡本部町の「マルハニチログループ　沖縄事業所」をルーキー４人で訪問。小型船に乗り、養殖場で約２０００匹のマグロに餌やりを体験した。

　リフレッシュした度会は「マグロのような俊敏な選手になりたい」と珍目標。稚魚から３年をかけて市場に出る約７０・２キロ、全長１５３センチの養殖クロマグロ（約２４万円相当）を目の当たりにし、それになぞらえて「２０２６年のＷＢＣには日本代表に選ばれるくらいの選手になりたい。野球をやっている身としてはそれが一番幸せなこと」と夢を描いた。

　６日から第２クールが始まる。初実戦となる１０日の紅白戦を見据えるが「プロに入って初めての試合がそこになる。３日間の練習が大事になる」と意気込んだ。