巨人“阿部流”で選手状態チェック 11日の紅白戦も「結果問わない」「入れ替えもない」

 巨人・阿部慎之助監督(44)が5日、1軍キャンプ地での今年初実戦となる紅白戦(サンマリン宮崎)を11日に実施する予定だと明かした。試合での選手チェック法も“阿部流”で、これまでの監督の中でも異例のアクションとなりそうだ。

 外野手でドラフト3位の佐々木(日立製作所)ら1軍若手や2軍選手による紅白戦。通例は1軍生き残りをかけたサバイバルとなるケースもあった。だが「結果は別に全く問わない。結果が良かったからといって入れ替えることも考えてはいない」。あくまでも現状の選手の状態確認をする場ということだ。期待の秋広に関しては「(出場は)当然です。フルです」と笑う。

 12日には2軍と、宮崎県都城市でキャンプを張る3軍の紅白戦を同市で実施。自身も足を運ぶ予定だが、巨人監督では珍しいこと。「若い選手も3軍で頑張っている。そういうのを見てあげるのも監督としての仕事」。会話してコミュニケーションを図るスタイルだけに、若手選手のモチベーションが上がることは間違いない。

 今は若手に重圧をかけたくないという配慮もあるのだろうが、新監督は時代に合った方針で臨む。

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