侍・井端監督 ソフトバンクの代表経験者に言及 山川は「またレギュラーシーズンで活躍してくれれば」
「ソフトバンク春季キャンプ」(6日、宮崎)
侍ジャパンの井端監督が練習を視察。近藤、山川、甲斐、周東ら代表経験者に言及した。
各球団のキャンプ地を巡っている井端監督は昨年のWBCメンバーについて触れ、主力で活躍した近藤に対しては「ずっと見てますので、調子いい悪い関係なく結果出せる選手。フォアボールも選べる。そういう意味ではなくてはならない存在」とコメントした。
また、山川については今後の活躍次第で、選出する可能性も示唆。3回の本塁打王に輝き、通算218本塁打のスラッガー。指揮官は「レギュラーシーズンで同様の活躍をしてくれれば十分、入ってこられる選手かなと思っています」と明言した。
山川は昨年、世界一に輝いたWBCで日本代表メンバーとして戦った。だが、その後、自身の不祥事が発覚し、昨季の出場はわずか17試合に終わっていた。指揮官としては再起を促した形。日本代表では右の長距離打者を待望しており、白羽の矢を立てる可能性もあるというわけだ。
新天地のキャンプではフリー打撃で特大の柵越えを連発し、存在感を示している。「試合で打てなかったら、意味がない。気を引き締めて頑張りたいと思います」と山川。侍ジャパンに復帰できるくらいの活躍を今季、見せるしかない。長距離砲の山川については「ちょっとだけお話させてもらって。また、レギュラーシーズンで活躍してくれれば、入ってこられる選手かなと思ってます」と見通しを語った。
侍ジャパンは3月、欧州代表と2試合を戦う。