巨人・阿部監督「外野のレギュラーは誰と1人も言ってない」 サバイバル期待…秋広は「まだ認めていない」
「巨人春季キャンプ」(6日、宮崎)
巨人の阿部慎之助監督が練習後、テレビ宮崎の「#Link」に生出演した。監督就任の重圧について「ものすごくありますね。なんとかチームを勝たせないといけない。選手時代の方が全然楽ですよ」など、現在の心境を赤裸々に語った。
その後は、投打でチームの柱として期待される3人に言及。開幕投手に指名した戸郷について「絶対的な、巨人ではナンバー1の投手だと僕は思っています」と絶賛。「23歳と思えない落ち着きと、若い子に自ら指導する姿も見る。自覚がしっかり芽生えているというか、そういう風に見ています」と続けた。
一方、野手では正遊撃手として期待する門脇については「レギュラーだと思っています。野球に対する姿勢が素晴らしい。キャンプテンシーがあるようにも見える。将来はジャイアンツを背負って欲しいという希望もあります」と期待した。
また、この日も打撃練習中、直接指導した秋広について「みなさんが期待していただいているので、ちょこちょこ絡んでいます」と笑わせながら、「まだ僕は認めていない。みなさんに認めていただける…人としてもそうですし、イチ野球選手として。まずは人間として、みなさんに信頼、信用されるようになってほしいですね」とゲキを飛ばした。その上で「外野のレギュラーは誰と1人も言っていない。最後まで僕を悩ませてほしいです」と激しい競争を経て、周囲が納得する結果と姿勢で定位置を勝ち取ることを期待した。