日本ハム新助っ人レイエス「エグっ!」160メートル弾 バックスクリーン越え→場外砂浜へドスン

 快音を響かせたレイエス(撮影・佐々木彰尚)
 バックスクリーンを越えたレイエスのホームランボール
2枚

 「日本ハム春季キャンプ」(6日、名護)

 メジャー108発男が、怪力を披露した。日本ハム新外国人のフランミル・レイエス外野手(28)がフリー打撃で、54スイング中6本の柵越え。うち1本は中堅の高さ20メートルほどの電光掲示板を越える推定160メートル弾となって場外に消えた。

 「自分がどれぐらいのパワーで、どれぐらい飛ばせるかは分かっている。ファンだったり、チームメートに見せるためというのもあるけど、距離を出せたのは良かった」と平然と振り返った。

 守備に就いていた松本剛も思わず「エグっ!」と声を出す驚弾。ボールは、はるかかなたの砂浜に1/3ほど埋まった形で見つかった。満潮だったら海に直接入っていたほどの一発。17年には日本ハム時代の大谷が電光掲示板越えの推定160メートル弾を記録。匹敵するパワーを見せつけた。

 初の休日となった5日は近隣のショッピングモールへ。スポーツショップで内野手用グラブを購入。三塁でのノックで早速使った。「おいっ子が何人かいる。いちばん行儀のいい子にあげるんだ」と笑顔を見せた。

 これまでの自己最長弾は18年に放った約148・4メートル。「当時から体重も減ってコンディションも良くなって、野球もうまくなっている。もっと飛ばせる」と言う。7日には紅白戦でいよいよ実戦デビュー。「すごく楽しみ」と強打でアピールする。

 ◆フランミル・レイエス(Franmil Reyes)1995年7月7日生まれ、28歳。ドミニカ共和国出身。196センチ、120キロ。右投げ右打ち。外野手。リセオ・アリーロ・パウリーノ高からパドレスと契約してプロ入り。18年にメジャーデビュー。ガーディアンズ時代の21年に30本塁打を記録するなど、メジャー通算108本塁打。23年はロイヤルズでプレー。

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