オリックス・トーマス 打倒ノイジー宣言 高校は敵チーム、大学同級生の〝ご近所さん〟「ずっと勝ってきた」

 入団会見に臨む(左から)トーマスと(1人おいて)マチャド
 ランメニューを行うトーマス
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 「オリックス春季キャンプ」(6日、清武)

 オリックスの新外国人、コーディ・トーマス外野手(29)=前アスレチックス=が6日、アンドレス・マチャド投手(30)=前ナショナルズ=とともにSOKKENスタジアムで入団会見に臨んだ。12歳の頃から知人の阪神・ノイジーと日本シリーズの舞台で再会し、「打ち負かしたい」と強く意気込んだ。

 高校時代は、アメリカンフットボールで敵チームながら同じクオーターバックだったそうで「フットボール、野球とずっと勝っていました」とノイジーに勝ってきたという。そしてオクラホマ大では同級生で、主にトーマスが5番、ノイジーが4番で中軸を組んだ。

 トーマスはテキサス州北東部のユーレス、ノイジーは同グレープバインという地に家があり、車で15分くらいの位置にあるご近所さんだ。オフにノイジーと対面しており、「とにかく日本で起こること全てを受け入れて楽しみなさい」とアドバイスをもらったそうだ。

 昨年の日本シリーズ第7戦でノイジーが宮城から決勝3ランを放った姿を知っている。チームとしても今年は日本一奪還に燃えるシーズン。右翼や指名打者として期待されている男は、「もちろん、彼にいつも勝ちたいと思っています」と闘争心を燃やしていた。

 幼い頃からイチローに憧れ「歴代No.1の選手だと思う。(同じオリックスのユニホームを着れて)光栄です」と興奮を隠せない。ファンから呼ばれたいニックネームにはイニシャルから「C・T」と挙げたトーマス。NPBの舞台でもノイジーに負けるつもりはない。

 ◆コーディ・トーマス(Cody Thomas)1994年10月8日生まれ、29歳。米国出身。197センチ、96キロ。右投げ左打ち。外野手。オクラホマ大から16年MLBドラフト13巡目でドジャースから指名を受けてプロ入り。アスレチックス時代の22年にメジャーデビュー。マイナー通算123本塁打。昨年3Aで打率・301、23本塁打。阪神・ノイジーは大学時代のチームメート。

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