あるぞ山川の侍復帰 ソフトバンク視察の井端監督が示唆「十分、入ってこられる選手かなと」
「ソフトバンク春季キャンプ」(6日、宮崎)
野球日本代表の井端弘和監督(48)が視察のためソフトバンクキャンプ地を訪問。西武からFA移籍した山川穂高内野手(32)について今後、侍ジャパン入りする可能性を示した。
球界屈指の大砲に大きな期待を寄せるのは当然の流れだろう。3回の本塁打王に輝き、通算218本塁打のスラッガー。指揮官は「レギュラーシーズンで同様の活躍をしてくれれば十分、入ってこられる選手かなと思っています」と明言した。
山川は昨年、世界一に輝いたWBCで日本代表メンバーとして戦った。だが、その後、自身の不祥事が発覚し、昨季の出場はわずか17試合に終わっていた。指揮官としては再起を促した形。日本代表では右の長距離打者を待望しており、白羽の矢を立てる可能性もあるというわけだ。
新天地のキャンプではフリー打撃で特大の柵越えを連発し、存在感を示している。「試合で打てなかったら、意味がない。気を引き締めて頑張りたいと思います」と山川。侍ジャパンに復帰できるくらいの活躍を今季、見せるしかない。