DeNA小園 BP初登板で直球の力を証明 牧ら相手に安打性ゼロ「貪欲にローテ狙う立場」

 「DeNA春季キャンプ」(6日、宜野湾)

 DeNAの小園健太投手(20)が第2クール初日、ライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板。直球主体で押す投球で牧、林ら打者6人に対し無安打。「強いストレートが投げられたのが良かった」と手応えをにじませた。

 「コントロール自体はアバウトでしたけど、ゾーンの中でコントロールできていた。反応を見てもボールの下を振っていた感じがあったので、悪いときよりは自分のいいときのイメージ」。松尾からは空振り三振も奪い、この日の最速は144キロ。小杉投手コーチも「力強さはあったし、バッターの差され方でいうといいボールはあった」と話した。

 2021年度のドラフト1位右腕。3年目を迎える今季、ブレークが期待されるが、小園は「先発ローテーションを貪欲に狙っていく立場。そこで終わりじゃなく、結果を出すこと一番の目標」と力を込めた。

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