ヤクルト・村上が左臀部の痛みで練習を途中回避 沖縄県内で受診 高津監督「軽症」でも「こういうところを気をつけないと」
「ヤクルト春季キャンプ」(7日、浦添)
村上宗隆内野手が、午前のシートノック後に全体練習を外れ、予定されていたランチ特打も行わなかった。高津監督によると左臀部(でんぶ)の張りか痛みが原因で、この日は練習を途中で回避し、沖縄県内の病院を受診したという。
同監督は「明日も明後日も休んで次のクールからやれと言ったが、大丈夫ですって言うから、とりあえず今日は帰した。昨日、ジャンピングスローをやりすぎました、みたいなことを(言っていた)」と説明。今後は「明日どうなってるかわからない」としながらも「歩くのは普通だったのでそんなにあれ(心配)していない」と笑顔を交えて話した。
一方で「こういうところを気をつけないといけないと僕は思っている」と注意喚起も。「軽症だから、歩けるからじゃなく、アフターケアーをしてしっかり治して、軽症で終わらせる。次に進めるようにしていかないといけない。それプラス、ムネの次に誰が出てくるようなことがないように対策しないといけない」と話した。
昨季は打撃不振に苦しみ、再起がかかる村上。守備でもリーグワーストの22失策を犯しただけに、今月2日の24歳の誕生日には「守備力向上」の誓いも立てていた。今キャンプでは、序盤からサブグラウンドでひたすらノックを受け続けるなど積極的な特守も受けていた。
過去のキャンプで2019、20年と2年連続で途中リタイア。21年にはプロ4年目で初めて1軍キャンプを完走した。22年はコロナ罹患(りかん)で途中から合流している。23年はWBCに参加していた。