オリックス・山下舜平大 初ブルペンで早速152キロ 前侍J監督の栗山氏が絶賛「やっぱり大谷とかダルクラス」
「オリックス春季キャンプ」(7日、清武)
オリックス・山下舜平大投手(21)が今キャンプ初めてブルペンで投球練習を行い、さっそく152キロをマークした。「もっと、まだ出ると思います」と最速160キロ右腕はここから本格的にギアを上げていく考えだ。
直球に加え、カーブやフォークも試投。計26球を投げ込んだ。受け手を務めた若月からは「強い球が来ているんじゃないか」と声をかけられたという。「いい感じの出力が出てまだまだな部分があるんですけど、初ブルペンだといいんじゃないかな」と自信を見せる。
ブルペンを見学した前侍ジャパン監督の日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)も「僕らが預かってきたような選手のレベルにある。トップクラスの本当にトップ」と評価。続けて「やっぱり翔平(大谷)とかダル(ダルビッシュ)とかああいうクラスなんだろうな」と絶賛していた。
これを伝え聞いた山下は「そういう選手を見てこられた方に、比べていただけるというのはとてもうれしい」。一つのモチベーションになった。一歩でも大谷やダルビッシュに近づくためにも「1年間、結果を出すことが大事」と決意。己のやるべきことに集中し、大投手の道を歩んでいく。