ロッテ・田中晴1軍デビューへ新武器“野茂フォーク” マンツーマンで直伝 期待の高卒2年目右腕

 「ロッテ春季キャンプ」(7日、石垣島)

 “野茂フォーク”で1軍デビューを目指す。高卒2年目のロッテ・田中晴也投手(19)が、4日からキャンプを訪れている野茂英雄氏(55)から、マンツーマンでフォークボールの投げ方を教わり「すごく良い時間になった」と目を輝かせた。

 日米通算201勝を挙げたレジェンドからの教えを生かす。この日は、野茂氏が見守る中、ライブBPに登板。その後、野茂氏に直訴し、「フォークを覚えられると、ピッチングが良くなりそうだねと言っていただいた」と、ブルペンでの“課外授業”が始まった。

 数種類の握りを教えてもらい、その中で自分に合うものをともに研究した。「自分で考えることが大切。より良いフォークを目指して」と金言も授かったといい、「いい感覚が得られた。自分の中で握りが大きく変わった」と教えを吸収した。

 吉井監督からも「やっぱりいい投手。将来有望です」と太鼓判を押される期待のホープだ。「世界で活躍している選手に教えていただけたのは、自分にとって財産になった」。今年の目標は1軍でのローテ入り。新たな武器を携え、進化する。

 ◆田中 晴也(たなか・はるや)2004年6月6日生まれ、19歳。186センチ、92キロ。右投げ左打ち。投手。日本文理から22年度ドラフト3位でロッテ入団。新人だった昨年は1軍出場なし。イースタン5試合で1敗、防御率1・13。

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