日本ハム・ドラ2進藤 新人捕手開幕スタメンへ走攻守で猛アピ 実現なら球団初!新庄監督も期待「落ち着いていますね」

 3回、二塁へ勢いよく滑り込む進藤(撮影・佐々木彰尚)
 キャンプ地を訪れた松村邦洋(左)と写真に納まる新庄監督(撮影・佐々木彰尚)
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 「日本ハム紅白戦、白組1-1紅組」(7日、タピックスタジアム名護)

 ドラフト2位ルーキーが走攻守で開幕スタメン入りをアピールした。日本ハムの進藤勇也捕手(21)=上武大=がスタメンで実戦初マスク。4回無失点に抑える好リードを見せ、打撃では右中間への一打を放ち二塁を陥れる好走塁も披露した。

 堂々とした守備にも「実は結構緊張しながらやっていました」。追い込まれてからの一打には「1打席1打席がアピールには大切。食らい付いて、粘っていこうと」。センスあふれる好走塁には「外野手が捕球するタイミングとベースを回ったときに、いけるなと思いました」と振り返った。

 新庄監督は打撃練習中にアドバイス。「ボール3つ分ぐらい前に置いて、泳いで良いからっていう指示をしたら、いい打球を打ち始めた。(試合で)そのイメージがあったかもしれないですね」と明かす。そのプレーに「落ち着いていますね。スタメンでマスクをかぶっても、良い雰囲気のリードもキャッチングもしている」と目を光らせた。

 日本ハムではこれまで新人捕手の開幕スタメンはいない。進藤は「目標にしています。狙っていますね」と言い切る。球団史上初の快挙へ、アピールし続けていく。

 ◆進藤 勇也(しんとう・ゆうや)2002年3月10日生まれ、21歳。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。捕手。福岡県出身。筑陽学園、上武大を経て23年度ドラフト2位で日本ハム入団。筑陽学園では1年秋からベンチ入り。上武大では1年秋からリーグ戦デビューして3年時に大学日本代表に選出。強肩に加えてキャッチングやブロッキングに定評。

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