巨人・大勢がリタイア1号 右ふくらはぎ痛で一時帰京 阿部監督「劇的に良くなっても故障班」 開幕見据える
「巨人春季キャンプ」(8日、宮崎)
大勢投手(24)が右ふくらはぎ痛のため一時帰京し、治療、調整を行うことが球団から発表された。この日の練習には参加しなかった。
阿部監督は「土曜日(10日)に戻って来させるから」と言い、再合流後は「故障班。劇的に良くなっても行かせる」と強調。「開幕に合わせてしっかり頑張ってくれと言ってあるので。どこでやろうと自覚は持ってると思うしね」と話した。また、開幕には「(間に合うと)思うけどね。ふくらはぎは、俺もやったことあるけど、大事な部位。焦らせたら“二次災害”がもっと怖いからね。僕が命令しました」と厳命したという。
大勢は6日の練習中から違和感があったもようで、7日はランニングなど一部別メニューで調整。「ランニングをしていて足がつったので、少し時間をもらっています」と説明していた。キャッチボール後にはバイクをこぐなど代替メニューで心肺機能を高め、立ち投げでは変化球も交えて力強い球も投げていた。
チームにとって今キャンプでのリタイア第1号となった。