左臀部の痛みを訴えたヤクルト・村上は今後もしばらく別メニュー調整 高津監督が「監督命令」を発布
「ヤクルト春季キャンプ」(8日、浦添)
左臀部の痛みを訴えていたヤクルトの村上宗隆内野手(24)が8日、別メニューで調整。高津臣吾監督(55)は10日からの第3クール以降も別メニュー調整になることを明かした。ただ、状態は軽症だという。
村上は7日の練習でシートノックまで参加したが、その後予定されていたランチ特打などを回避。沖縄県内の病院を受診していた。この日はチームドクターによる診察も行われたといい、高津監督も「先生もよくわからないくらいのあれなので、軽症だと思いますけど」と周囲を安心させる言葉で説明した。
この日は完全に屋内での練習になったが、高津監督は主砲の様子について「ロッカーの中をうろちょろしていた」と笑い、「『一緒にルームサービス食べましょう』と言われた」と会話内容も笑顔を交えて明かした。
それでも悪化させたら、一大事だ。次のクールからも「ゆっくりやらせてくれ、とお願いした。本当はもう動けるんだけど、ちょっと待てというふうに。もし言ってきたら、『監督の命令です』と言っておいてくれ」と厳命し、あくまでも万全の開幕を見据えた措置を取った。