松井秀喜氏、被災の故郷に沈痛「かける言葉が見つからない。ただ祈って応援している。それだけです」変わり果てた能登に「ショック」
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巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(49)が9日、宮崎市内の巨人宿舎に入った。
出身地の石川県は1月1日に能登半島地震が発生し、大きな被害を受けた。「出身の石川県がああいう被害にあうのは心が痛む。小さい時から見てた景色は記憶に残っている。能登にも何度か行ったことがあるし、変わってしまったのが私自身もショックを受けている」と話した。
同時に「これから町も人も立ち上がって復興していく。みなさんが前を向いていく姿を県民の一人として応援していきたい」とも。ただ被災者にかける言葉を問われると「なかなか難しい。たくさんの方が被災されている。かける言葉が見つからない。難しい。私もただ祈って応援している。それだけです」と言葉を絞り出した。
松井氏は10日からのキャンプ第3クールで、6年ぶりに臨時コーチとして選手を指導する予定。