高校野球 内野手が投手のもとへ行けるのは1イニングにつき1回1人 試合進行をスムーズに 特別規則を変更
日本高野連は9日、理事会を開催し、高校野球特別規則の変更点を決めた。昨年からの変更点は、高校野球で使用できるバット、タイムの制限、「投手の投球姿勢」と「反則投球の取り扱い」となる。
高校野球で使用できるバットについては、認可される物の一つである「金属製バット」に、「2022年2月18日に定めた新基準によるもの」で安全基準となる「SG基準」に適合した製品に限ることが追記された。
タイムの制限は、試合の進行をスムーズにするために「内野手(捕手を含む)が投手のもとへ行ける回数を、1イニングにつき1回1人だけとする」という規則が採用された。
また「投手の投球姿勢」「反則投球の取り扱い」では、ワインドアップポジション、セットポジションについての動作の静止や投手板の使用についての項目が削除された。