「巨人春季キャンプ」（１０日、宮崎）

　巨人の新外国人で、昨年まで阪神に在籍したカイル・ケラー投手（３０）が、巨人ＯＢで、ヤンキースＧＭ付特別アドバイザーの松井秀喜氏（４９）と初対面を果たした。

　１月末の入団会見でも「アメリカにいる頃からファンだった」と話していたが、この日、練習前に言葉を交わした。「巨人の伝説の人たち、日本野球の伝説の人たち…そういう方とお会いできて、非常に光栄でした」と興奮気味に振り返った助っ人は、「練習の合間だったので短い立ち話で終わっちゃったけど、もう少し時間がある時に色々と聞いたりしたいことがある」と目を輝かせた。

　松井氏は臨時コーチとして、この日から５日間、指導にあたる。ケラーは「日本での野球のこととか、アメリカでの野球のこととか、松井さんの意見を伺いたい。あれだけの選手でしたから、どんなことであっても野球に関連することであれば、何か貴重な話が聞けると思っている」と今後、積極的にコミュニケーションを図っていく考えだ。