日本ハム 21年ドラ1・達が最速151キロ計測も新庄監督「もったいない」を繰り返す あえて注文「言ってんだけどなあ、ずっと」

 「日本ハム紅白戦、白組1-1紅組」(10日、タピックスタジアム名護)

 日本ハムの21年ドラフト1位・達孝太投手が五回から登板。1回無安打無失点1四球で、最速151キロを計測した。

 194センチの長身からしなやかな腕の振りでボールを投げ込み、初球から150キロを計測した。郡司を速球で押し込んで中飛に仕留めると、梅林には151キロもマーク。最後は変化球で二ゴロに仕留めた。2死から江越には四球を与えたが、盗塁死で打者3人で終えた。

 天理からプロ入りしたが、昨年は1軍登板なし。新庄監督は「達くん、体が大きくなってね」と成長も口にしたが、「(投球のリズムが)ちょっとワンパターンすぎるかな。全部同じ。今日は必死だったと思うし、余裕もなかったと思うし。バッターのタイミングを狂わせる、今のうちからやっといたほうが。彼は最終的にはローテーションに入ってくる。彼は今年と思ってるだろうけど」。求めるものが大きいからこそ、あえて注文をつけた。

 打者目線でのアドバイスは止まらず。「1軍のバッターはワンパターンな投球フォームだと持ってくる。ランナーがいなくてもクイックするとか。言ってんだけどなあ、ずっと。やってもらえない」と首をひねった。

 伸びしろ十分の逸材であることは間違いない。それだけに指揮官は「バッター目線でずっと、ものすごく大事と言っているけど、もったいない本当に。気持ち良くタイミング取られるから。大きな字で書いといて。本当にもったいない。レベルがどんと上がる。今からやってコツつかんで簡単に勝てますよ。テクニックを早めに分かってほしい」と、報道陣に念押ししてメッセージを送った。

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