巨人再建へ頼もしい援軍が加わった。10日の宮崎キャンプで日米通算507本塁打を誇るOBの松井秀喜さんが臨時コーチとして指導を開始。背番号55の後継者である期待の大砲、秋広にスイングの手本を示すなど初日から熱心に後輩たちへ助言を送った。
阿部新監督から依頼を受けて実現。練習冒頭では愛称のゴジラのテーマ曲が流れる中、用意されたレッドカーペットを歩いて円陣に加わり「偉大なOBを迎えるにはちょっとカーペットが短いかな」と冗談めかした。打撃練習が始まると秋広や石川・星稜高の後輩、山瀬らの質問に身ぶり手ぶりを交えながら丁寧に応じた。