ヤクルト・サンタナ&サイスニードが合流し全員集合 サンタナはいきなり柵越え披露 「3割以上残したい」
「ヤクルト春季キャンプ」(10日、浦添)
ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(31)とサイスニード投手(31)が10日、1軍キャンプに笑顔で合流。覇権奪還を目指すチームが全員集合した。
サンタナは時差ぼけの疲れを少しにじませながら、守備練習や打撃練習などを行った。山田やオスナらと行ったランチ特打では柵越えする当たりも放ち、「100%の準備をしてきた。チームメートがすごく歓迎してくれるので、スムーズにチームに入れます。帰ってきていろいろたわいもない話をするのは、チームに帰ってきたということなので、またシーズン一生懸命頑張ろうという気持ちになりました」と笑顔。オフには下半身の強化に取り組んできたといい、「来る(来日する)時には100%に近い体調で臨みたいという気持ちがあったので、それに近いような状態で入ってこられてうれしく思っています」と準備万全の状態でチームの輪に加わった。
昨季は主に5番を打つクリーンアップの一角として、打率・300を記録した。サンタナは「今年の目標としては、打率3割以上の記録を残したいという思いはありますけど、去年はチームがいい成績を上げられなかったので、自分が活躍して、チームを盛り上げて、チームがやっぱり少しでも優勝に向けていけたらいいなと思っています」と意気込み。覇権奪還の切り札になる。