合計126段!ヤクルトで地獄の階段ダッシュに野手陣が挑戦 プロ入り初体験の西川は「走れなくなったら終わり」と武器キラリ

 階段ダッシュを行う西川
 階段ダッシュを行う西川
 階段ダッシュを行う西川
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 「ヤクルト春季キャンプ」(10日、浦添)

 高津監督の肝いり!?練習、地獄の階段ダッシュに野手陣が次々と挑戦した。

 球場の左中間後方にある長い長い階段を選手らが続々と駆け上がった。段数は合計126段。若手選手だけではなく、山田やオスナら主力選手も次々にダッシュ。高津監督は最上段から見守り、踏ん張る選手や挑戦したコーチ陣を見つめて笑みを浮かべた。

 盗塁王4度のスピードスター・西川も涼しい顔で階段を駆け上がったが、練習後には「結構しんどかったっすよ」と笑顔。キャンプ地に階段がある球場が少ないことから、「プロに入ってやった記憶ないですね」と初体験となった。それでも「走れなくなったら僕はもう終わりだと思ってるんで。量もそうですけど、スピードも落ちないようには心がけています」と武器は健在だった。

 練習後の高津監督は改めて「あれで技術が良くなるとか、勝てるとかっていうわけじゃないんでしょうけど。体の力をつけて、少し根性論とかにもなるかもしれないけど、そういうところも大事だと思っているので、今年は階段も坂も走ろうと決めました」練習意図を説明した。

 指揮官の思いを聞き、西川も「根性論?僕もそう思ってやっています」とうなずいた。「やるのは当たり前だと思ってるので」と負けん気の強さでレギュラーを目指していく。

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