高橋慶彦氏「ギャップがあった」バレンタイン監督と意見対立! 隠れて行い「見つかってよく怒られた」こととは?

 高橋慶彦氏
 試合中、ベンチでガムをふくらませるバレンタイン監督(2006年6月)
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 野球解説者の高橋慶彦氏が10日、元巨人の槙原寛己氏のYouTubeチャンネルに出演。コーチや2軍監督を務めたロッテ時代に監督だったボビー・バレンタイン氏について言及した。

 MLB監督だったバレンタイン氏は「人の使い方やパフォーマンスが上手だった」と振り返った高橋氏。一方で、自身とは指導方針の違いもあったという。

 高橋氏は「日本は1、2軍しかないので、1軍にも1軍半の選手が混在している。力のない選手もいるため練習させないといけないが、(3Aから1Aまで細分化されている)メジャーリーガーは練習させる必要はない」とバレンタイン氏とは考え方に違いがあった。“1軍半”の選手を練習させようとしても反対され、「説明が難しい。ギャップがあった」と振り返った。

 そのため「隠れて練習していて、見つかってよく怒られた」と苦笑い。「メジャーリーガーは、心技体がそろっているが、日本では(選手によって)心技体の(何かが)抜けている選手も多い」と、未成熟な選手の指導はやめなかった。槙原氏も「メジャーでは隠れて練習すると、コーチも怒られるからね」と話していた。

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