中日・中田翔 「状態が良すぎて」屋外初特打で場外弾3発!柵越え9本 ブルペンでは根尾の打席で「生きた球」チェック

 「中日春季キャンプ」(10日、北谷)

 力感のないスイングながら、打球はぐんぐんと南国の空へと伸びた。中日の中田翔内野手(34)が10日、今キャンプ初となる特打を実施。約30分で80スイング中、場外弾3本を含む9本の柵越えを記録し、竜党を大いに沸かせた。

 ランチタイム中に行ったフリー打撃では32スイングで4本の柵越え。「バッティングが終わった後、室内で軽く打った時に状態が良すぎたので、それだったら外で軽く打っておこうかなと」と急きょ特打への参加を決めたという。

 打撃練習の前には「とっさに思って行った」と目慣らしのためにブルペンへ。大阪桐蔭の後輩である根尾の打席に立つなどし「生きた球を見ようと思って。自分の感覚を大事にしながら」と丁寧に自身の打撃と向き合った。

 「振る量はこれくらいで、明日(11日)からウエートの量だったりが増えてくる。自分の体と相談しながら徐々にやっていければと思います」。得点力向上のキーマンが、新天地で着実に状態を上げている。

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