日本ハム・郡司 清宮離脱で立候補、サード上々デビュー 打っては二塁打アピール成功で継続テスト
「日本ハム紅白戦、白組1-1紅組」(10日、タピックスタジアム名護)
サードのポジション獲りへ名乗りを上げた。日本ハムの郡司裕也捕手(26)が紅組の1番サードで紅白戦に出場。「ボッテボテが2球しか来なかったので、もうちょっといい打球欲しかったな」と苦笑いした。
清宮が負傷離脱して、空いたホットコーナー。新庄監督は「郡司君?ない」と構想になかったが、郡司の立候補を受けて「選手の気持ちって言うのはものすごく大事にしたいのでね、じゃあ挑戦してみようと」とこの日のテストを勝ち取った。
郡司は「キャッチャーで出たい思いが強いですけど、バッティングが武器なんで、出れるならどこでも」と貪欲に出場機会を探る。この日は初回に左翼線二塁打を放って生還し、打撃でもアピール。新庄監督は「郡司君の1番、雰囲気あるんですよ」とし、三塁については「経験させて決めていきたい」と継続してテストする。