「ロッテ春季キャンプ」（１１日、石垣島）

　佐々木朗希投手（２２）が、今キャンプ４度目のブルペン入り。スライダー４球、フォーク５球を交えた計２１球を投げ込んだ。「いつも通りいろいろ準備しながら入った。まだまだ（状態は）上がってくると思う。焦らずやっていきたい」と話した。

　キャンプ初日には、「しっかり体作りをして、少しずつ実戦に向けて調整していこうかなと思います」と話していた右腕。石垣島でのキャンプは第２クール最終日を迎えたが、「けがなくここまで。トレーニングを含めてしっかりできたかなと思います」とマイペース調整は順調な様子だ。

　４日にブルペン入りした際には、侍ジャパンの井端監督が視察に訪れた。佐々木の投球を見守った井端監督は「この時期にしては素晴らしい。日本のエース格として期待しかない。（１１月のプレミア１２の出場を）オファーさせてもらおうと思っている」と話していたが、佐々木は「プレミアに関してはまだまだ先なので、まずはシーズンに集中して投げたい」と、目の前のことに集中する。

　１３日からは糸満キャンプが始まり、練習試合も増えるが、自身が出場するまでの調整については「実戦（練習）もすぐに入ると思うので、良い準備をしたい」と話した。