「ソフトバンク春季キャンプ」（１１日、宮崎）

　ソフトバンクの柳田悠岐外野手（３５）が１１日、ランチ特打で快音を響かせた。３連休の中日で大勢のファンがキャンプ地を訪れた中、５６スイングで７本の柵越えを披露すると、客席から拍手や歓声が上がった。

　新加入のウォーカーと交互に打った柳田は「駄目です。疲れているんで」と苦笑いする一方で、「けがなくしっかり練習もできている」と手応えも口にした。

　キャンプ序盤から打撃練習は近藤、山川、ウォーカーと同組で回っていた。「（山川は）ホームランの打ち方が分かっている。自分は中距離タイプなので、いろんな話を聞きながら自分の軸を見つけていきたい」と刺激を受けている。

　小久保新監督が率いる今季はチームにとって大事なシーズン。「温かいファンはありがたい。シーズンでいい結果を残して恩返しできたらいい」と感謝した。