元ロッテ・愛甲氏、DeNAのドラ1・度会は「・280は打つかな」横浜高の後輩を高評価

 元ロッテの愛甲猛氏が、12日に更新された前巨人コーチの大久保博元氏のYouTubeチャンネルに出演。横浜高の後輩、DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(ENEOS)を新人王が取れる素材と評価した。

 度会の打撃映像を見ながら愛甲氏は「(本塁打は)20本は打つかな」と感想を漏らした。大久保氏から新人王の可能性を問われると「野手で新人王を取るには最低でも打率・280は打たないと。・280はいけるんじゃないか。あとはどれだけ左投手を打てるか。社会人よりもストライクゾーンに戸惑いが出てくるかも」と指摘した。

 後輩だけに高校時代から打撃は見ており「高校のときはうまさはあったけどイマイチ、パワーがなかった。社会人になってからパワーがついた。飛距離も伸びた」と成長を実感しているという。その上で打撃フォームについて「オレ的にはすごくいいが、足を高く上げて打っている。足を上げる打者は(投手がタイミングを)崩しにいきやすい。プロのピッチャーは崩し方が社会人とは違ってくる。そこで迷ってこなければいいな」。さらに「思いのほか、足の反動が強くて、手の反動が弱い。本当は逆の方が本当はいいのかな。想像以上に変化球に最初は戸惑いが出るかな」と早い段階でプロの壁にぶち当たる可能性も指摘した。

 それでも「度会はローボールの方がうまそう。オーソドックスなスイングで。いろんなボールに対応できるんじゃないか」とも。「ホームランバッターにはならないと思う。どちらかというと、アベレージ。高校の後輩で言うと、筒香とかそういうタイプではない。打ち方は違うけど、(ソフトバンクの)近藤みたいになるかもしれない」と一発よりも勝負強い打撃に期待した。

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