日本ハム 新庄監督発案の究極走塁練習 三塁ベース直角で回り本塁へ “ベースターン”実施
「日本ハム春季キャンプ」(13日、名護)
究極の走塁で1点をもぎとる。日本ハムキャンプ全体練習の行程で「走塁練習(ベースターン)」を野手全員が行った。三本間のラインから50センチほど外に平行して小さなコーンが置かれた。走者は二塁から走り、コーンからはみ出さないように三塁ベースを回り本塁を狙う。そんな練習が繰り広げられた。
新庄剛志監督(52)の発案で行われた“ベースターン”。森本外野守備走塁コーチは「上手にベースターンしてカットインして最短距離で入りましょうという練習です」と説明する。走者は三塁ベースの内側を蹴るように“ターン”。直角に回りながらスピードも殺さず最短距離でホームを突く走法だ。
同コーチは「ボスとしてはベースターンをすごく意識されるので」と明かす。1点を守り1点を多く奪うのが新庄監督の理想の野球。昨季までできなかった緻密な野球を実践していく。