「巨人春季キャンプ」（１４日、宮崎）

　臨時コーチを務める松井秀喜氏（４９）が、フリー打撃を実演した。

　旧知の中畑清氏、村田真一氏、選手らが見守る前で、柵越えを披露した。１４スイング目、打った瞬間に「よし！」と声をあげ、右翼席への着弾を確信すると両手をあげて満足げ。ファン、選手らの拍手にドヤ顔を決め、笑いを誘った。

　日米通算５０７本塁打の松井氏は１１日にフリー打撃を実演したが、２４スイングで柵越えなし。だが、この日は広いサンマリンスタジアムの右翼席へたたきこみ、さすがのパワーを見せつけた。

　松井氏は１本の柵越えで満足し、続いて阿部監督も打席に。柵越えは打てず、最後は中畑氏も実演したが、１スイングで手が痺れて断念し、スタンドから笑いが起きた。