佐々木麟太郎の進学先 松井秀喜氏も驚く「スタンフォード大学、卒業大変だよね」「いい学生生活を送ってほしい」
花巻東で高校通算140本塁打を放った佐々木麟太郎内野手が、米国のスタンフォード大学に進学することが14日、分かった。同大学の公式SNSなどで「スタンフォードへようこそ、佐々木麟太郎」のメッセージとともに、写真や動画で佐々木が紹介された。
ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏は臨時コーチを務める巨人のキャンプ地で佐々木の進学先を聞き、「スタンフォード大学、卒業大変だよね、そっちのほうが今思っちゃったよ」と驚きまじり。「勉学も野球もね、この時期にしかできないことがあるでしょうからね、それは私がどうのこうの言うことじゃないですからね、本人の人生なんでね、いい学生生活を送ってほしいなというだけです」とエールを送った。
佐々木は左の長距離砲として本塁打を量産し、NPBスカウトからも注目された逸材。ただ昨年、3年夏に出場した甲子園などで思い描いた結果を出せず「上を目指せるように一から練習を重ねたい」と、米留学を決断した。
スタンフォード大は名門で知られ、野球も強豪。ヤンキースなど通算270勝右腕のマイク・ムシーナら、多くの大リーガーを輩出している。