星野伸之氏の球「本当に速かった」 捕手が素手で捕った“遅球”の謎を元キャッチボール相手が告白

 野球解説者の高橋慶彦氏が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。元阪神投手の川尻哲郎氏をゲストに、投手の技巧について話した。

 川尻氏が紹介したのは、元オリックス、阪神投手の星野伸之氏。阪神時代にキャッチボール相手だったという川尻氏は、星野氏は「球が本当に速かった」と意外な事実を明かした。

 星野氏と言えば、常時130キロに満たない速球とカーブ、フォークで勝負した技巧派左腕。抜けたカーブを捕手がミットを使わず素手で捕球するほどの“遅球”だったというエピソードを持つ。

 しかし、川尻氏は「球がグッと伸びてくる。キャッチボールでもすごく伸びてきて、たまにカーブを投げるとこんな感じに(肩すかしでガクッと)なる」と身ぶり手ぶりで表現。「(フォームが)大胆にガーッときて、スッと投げるから速く見える。カーブやフォークを混ぜられたらかなりきつい」と言い、緩急によって直球の威力が存分に増していたという。

 高橋氏も「(星野氏の故郷)北海道から、よく120キロ台の投手を獲ったよなあ」と、当時の阪急スカウト陣の眼力に感心していた。

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