日本ハム 新外国人レイエスが猛打賞「日本の野球に順応できている」新庄監督は「走り方が可愛い(笑)効果音つけてほしい(笑)」

 1回、中前に安打を放つレイエス(撮影・持木克友)
 7回、右線二塁打を放ち、4打数3安打で天を指さすレイエス(撮影・持木克友)
 DeNAとの練習試合を終え、球場を後にする新庄監督(手前)
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 「練習試合、DeNA2-4日本ハム」(15日、ユニオンですからスタジアム宜野湾)

 日本ハムの新外国人、フランミル・レイエス外野手(28)が3番・DHで対外試合初出場。3安打猛打賞と結果を出した。

 「短い時間の割には日本の野球に順応できていると思います。今までやってきたやり方に固執せず、日本のやり方に順応しようとしてできていますし、日本のことを好きになれていると実感します」と話した。

 この日は初回に中前打、五回には右前打、七回には右翼線二塁打と、全て中堅から右方向の打球だった。「引っ張るだけじゃなくて、球場を広く使う。ヒットゾーンを広く考えて、やっぱりいろんなところに打つことは大事」と言う。「1つ大切にしたいことがあって、僕はパワーヒッターではなく、パワーがあるバッター。ホームランにこだわらず、しっかりその状況に応じたバッティングができるように、そういうことをいつも意識してます」とポリシーを明かした。

 来日前は「三振が多いバッター」と映像で見た感想を話していた新庄監督は「ビデオで見たのと違う」と嬉しい誤算。「内からしっかりバットが出て、当たった後に乗せて、送り出すというか。だからいいところにライナー性で逆方向に(飛ぶ)。選球眼もたぶん意識して取り組んでいる。日本ではこういうバッティングスタイルでいかないと成功しないというのがわかっているような」と現段階で評価した。

 一つ注文を付けたのは走り方。「走り方が可愛い。トコトコトコって。ね。(ファウルフライの追い方も)トコトコトコって。音楽(効果音)つけといてほしいね」と笑っていた。

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