巨人の「狂犬」オドーアが“変身”した姿で入団会見「優勝、日本一のために」黒ヒゲそりツルッツル「娘に怖がられた」(笑)

 「巨人春季キャンプ」(16日、沖縄)

 巨人の新外国人選手、ルーグネッド・オドーア外野手(30)=前パドレス=が、2次キャンプ地のセルラースタジアムで入団会見を開いた。

 前日15日に来日し、この日からチームに合流。メジャー時代、トレードマークだった黒ひげをきれいにそり上げ、「ジャイアンツの一員になれて、非常に興奮しています。優勝、日本一のために頑張っていきたい」と、チームのV奪回に貢献する意気込みを語った。

 オドーアはMLB通算178本塁打で、ベネズエラ出身の30歳。レンジャーズ時代には、シーズン30本塁打以上を3回記録するなど、2年目から8年連続で2桁本塁打を放った大砲だ。

 守備は主に二塁を守るってきたが、阿部慎之助監督は右翼で起用する方針だ。昨季在籍したパドレスでは右翼で9試合に出場。打線の強化に加え、固定できていない二塁や右翼の候補として、補強ポイントにも合致する。

 トレードマークだったひげをそり「チームの決まり事。それに従おうと(思った)」と説明したが「娘には怖がられていました」と笑った。「狂犬」の異名を持つファイターで、ハッスルプレーでチームを鼓舞するスタイル。「積極性と負けず嫌いなところが自分の持ち味」と話したように、グラウンドで熱く戦う姿は、ファンの心にも響きそうだ。

 1年契約の推定年俸2億円で、背番号は23。

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