西武・水上、打撃投手で押し込む 昨季の雪辱期し、オフから充実

 西武の水上が16日、宮崎・日南キャンプで初めて打撃投手を務めた。球種を相手に伝えた中、走りの良さを感じさせた速球で長谷川、蛭間から空振りや見逃しを奪うなどした。「制球良く、バランス良く投げられたので順調かなと思う」と充実感をにじませた。

 35球を投げて快音を許したのは数えるほどで、球威で押し込んだ。上々の滑り出しにも「ブルペンとは景色が違う。感覚を思い出せるようにやっていた」とさらりと語った。

 昨季はキャンプから調子が上がらず、開幕直後に2軍落ち。復帰しても計23試合の登板に終わった。雪辱を期してオフに過酷なトレーニングを積み、体重を約7キロ落として体の切れがいいという。

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