「練習試合、阪神４－３楽天」（１７日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム）

　今季実戦初登板初先発となった楽天・早川隆久投手が、阪神の主力打線に対し、２回を無安打無失点３奪三振の好投を見せた。左腕は「結果もそうですけど、内容としても悪くなかった」と振り返った。

　初回、先頭の近本を変化球で見逃し三振に取ると、続く中野はオール直球で空振り三振。森下は直球で押し込み中飛に抑えた。

　二回は、佐藤輝に四球を与えたが、野口を変化球で空振り三振。最後は梅野を左飛に抑え、予定の２イニングを投げきった。「ここの（スピード）ガンはちょっとあてにならないですけど」と苦笑いを浮かべたが、最速は１５０キロをマーク。上々の初実戦となった。

　今江監督は「本人的にも納得した球が投げられたんじゃないかなと思う。去年と違ってたくましく見えました」とたたえた。