ソフトバンク・山川 貫禄マルチ1打点 紅白戦で鷹実戦デビュー 「1プレー、1プレーで沸くのうれしい」
「ソフトバンク紅白戦、白組6ー4紅組」(17日、宮崎)
ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が貫禄の実戦デビューを果たした。キャンプ初の紅白戦に白組の「4番・DH」で先発出場し2安打1打点。「シーズンでそれ(結果)が出せるよう準備したい」と前を見据えた。
一挙6得点の四回は、先頭で松本晴の143キロ直球を捉えて左中間を破る二塁打。打者一巡で再び打席が回ると、松本晴から中前へ適時打を放ち「いいバッティングになった」とうなずいた。
ファンの声援に後押しを受けている。今キャンプではサイン攻めにあっても笑顔で積極的に応じている。17日の紅白戦では、2本の安打にスタンドから大きな歓声が送られた。山川は「1プレー、1プレーで沸くのを感じられ、うれしい」と、受け入れてくれたファンへの感謝を口にした。