「練習試合、阪神４－３楽天」（１７日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム）

　“虎狩り”で支配下へ猛アピールだ。楽天育成の清宮（せいみや）虎多朗投手（２３）が、最速１５９キロをマークするなど、オール直球勝負。１回を三者凡退に抑える好投を見せた。「いいバッターと対戦できたので、いい経験になりました」と振り返った。

　阪神の主力打者に自慢の直球で挑んだ。先頭の木浪を１５６キロで空振り三振に仕留めると、ミエセスは右飛に、最後は近本を一ゴロに抑えた。「腕もだいぶ振れたので、そこが一番よかった」と納得の表情を浮かべた。

　今江監督も「日本一のメンバーを抑えられたのは、かなり大きな自信になったし、今後に生かしてほしい」と右腕を評価。まずは支配下登録を目指す清宮は「ひとまずアピールできたのはよかったけど、まだ道のりは全然あると思うので、大事に投げていきたい」と力を込めた。