ロッテ・本前の診断「左上腕骨骨幹部骨折」とは- 通称「投球骨折」腕相撲などでも発症 折れた音がすることも 吉井監督「ひどい大けが」と説明

 左腕を押さえながらうずくまる本前。この後、降板した
 左腕を押さえながらベンチに戻る本前(左)
腕を固定して球場に戻ってきたロッテ・本前(左)
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 「練習試合、ロッテ3-2楽天」(20日、糸満市西崎総合運動公園野球場)

 2番手として、3-0の3回から登板した本前郁也投手(26)が左肩付近を負傷し緊急降板。試合後、吉井監督は本前の症状について、「上腕骨骨幹部骨折」と診断されたことを明かした。

 本前は四回に先頭・岡島から連打を許し、無死一、二塁で迎えた鈴木への初球がすっぽ抜け、バックネットに投げつける形となった。その瞬間、本前は左肩付近を抑えマウンドにしゃがみ込んだ。

 上腕骨骨幹部骨折とは、骨がねじれるように折れ、らせん状の骨折線が入る状態をいう。ボールなどを投げるときに上腕部の骨にひねるような外力がかかることで起こるとされ、「投球骨折」ともいわれる。他の動作では腕相撲、スキーでの転倒などひねりが加わる外傷を負ったときに発症する。

 発症の際には骨の折れる音がすることもあり、激しい痛みを伴うとされ、治療は手術を必要とされることが大半という。

 吉井監督は「ひどい大けがになっているので、しばらく、長期の離脱になります」と説明。本前は球場に戻ってきた際、左腕を完全に固定した状態だった。

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