中日・中田翔 ダルビッシュ自宅での「合宿」秘話明かす 「お前ダメだ」と共同生活 感謝の思い伝える「今となっては会話もできへんような人に」
中日・中田翔内野手が、18日に配信された元日本ハム・杉谷拳士氏のYouTubeチャンネルに出演。元同僚のダルビッシュ有(現パドレス)との思い出について語った。
日本ハム3年目に1軍でプレーする機会が増えると、当時エースだったダルビッシュと行動を共にすることも増加。中田は「(一緒に)ずっといた。合宿してたよ」と、エピソードを明かした。
杉谷氏によるとダルビッシュは「お前(中田)駄目だ。お前みたいな生活 俺が鍛え直してやる」と語っていたという。中田も「おれ一応寮生だから。普通はそういうの駄目。外泊もダメだし、門限破ってもダメだし。ダルさんが言ったら球団はOK出すんだろうね。10日間くらい毎日、ダルさんと一緒に生活したかな」と振り返った。
ダルビッシュの自宅に泊まり込んでの合宿で、中田は「サプリメントのこともいろいろ教わったし。ずっと一緒やで。朝起きて、トイレとか行ったらダルさんもう起きてて、何かスムージーみたいの作ってんのよ。プロテインとかバナナとか混ぜたやつを『これ飲め』って」と、そのストイックな生活に衝撃を受けた様子。さらに、「試合終わったら一緒に帰るわけよ。帰る途中に一緒に食事して、家帰って、水1本だけ渡されて、『寝ろ』って。それ1週間か10日間やったから」とうなずいた。
ダルビッシュの教えも受け、球界を代表する打者に成長。ダルビッシュは12年から大リーグに移籍したが、「俺やっぱダルさん好きだったからすごく楽しい時間だったけどね。緊張、毎日。ありがたいよ。今となっては会話もできへんような人になってしまったけど」と懐かしそうに語っていた。