佐々木麟太郎「最終的には卒業したい」「(プロ入りしても)少しずつ単位も重ねられる」 一問一答
歴代最多とされる高校通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大に進学する花巻東の佐々木麟太郎内野手(18)が20日、同校で取材に応じ、今後についてMLB、NPBの両方を視野に入れていることを明かした。以下、主な一問一答。
-学業と野球の両立は。
「人生の考え方としては、一瞬の喜びではなく、一生の喜びでと意思を持って最終的に決断しています。これからいろいろ学んで、英語の部分もそうですし、いろいろな言語、文化、いろいろな思考を持つ方々と出会って交流させていただくことで、より高い知識や思考を構築できていけるのではと思っている」
-合格までの過程。
「英文のエッセーをはじめとして、入学審査に当たっては時間をかけて判断いただいた。その中で非常に困難が多かったですが、乗り越えて大学を決められたのはうれしい」
-卒業するには相当の覚悟が必要。
「もし日米どちらかのドラフトにかかってプレーするということになっても、オフシーズンに少しずつ単位も重ねられるという話は聞きましたし、野球人生が終わった後でも最終的に必ず卒業までできると聞いていたので、自分としては最終的には卒業したいという思いで、これから大学生活を送っていきたいなと思います」