日本ハム・新庄監督「全ての塁でカメラを設置してもらわないと」昨年認められなかったリクエスト判定のハード面強化を要望

 「日本ハム春季キャンプ」(21日、名護)

 日本ハムの新庄剛志監督がプロ野球が導入しているリクエスト判定の機材について私案を披露した。

 練習後に取材に応じた指揮官。タッチアップの練習を「このオープン戦でやっていこうと思って」と語り、おもむろにリクエストについて持論を展開した。昨年5月28日の楽天戦。新庄監督はタッチアップした三塁走者の離塁が早かったとして、リクエストを要求したが、当該プレーの映像がなかった。

 新庄監督は「リクエストのルールを導入するならば、全ての塁でカメラを設置してもらわないとこのルールは意味がない」と持論を述べ、本塁から三塁まであらゆる角度で映像をチェックできるようなシステムの構築を全球団の本拠地で求めた。さらに「映像はありませんでしたけど、私(審判)の判断でアウトですとかね。ハッキリ言ってくれたらいい」との考えも示した。

 昨年5月28日の楽天-日本ハム戦後の6月の理事会、実行委員会でリプレー検証についてアグリーメントの条文を一部変更することが決まり、検証をするための映像がない場合は審判員の判定を維持し、リクエスト回数にカウントしないことが新たに加わっている。

 新庄監督はこの日、午前中は黒のコーディネートで練習に登場。午後からは珍しい赤のウエアに衣替えを行い、スタンドのファンの注目を集めていた。

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