「ＤｅＮＡ春季キャンプ」（２２日、宜野湾）

　ＤｅＮＡのドラフト１位・度会隆輝外野手（２１＝ＥＮＥＯＳ）が初めてのキャンプを打ち上げた。２３日からの対外試合３連戦をもって沖縄での全日程を終えるため、この日、チーム全員で手締め。度会は、約１カ月間の奮闘に「３０点」と自己採点し、「まだまだ自分ならやれると思っている」と自らへの期待値を口にした。

　一挙手一投足が注目される中での初キャンプだった。「見られている環境でいつも以上に力が出ていた部分もあった」と振り返りつつ、「成長につながる１カ月間だった」と充実の表情。浅黒く日焼けした顔にはたくましさが宿り、「度会ならやってくれる、と思ってもらえる選手になりたい」と力を込めた。

　２３日の対戦相手は父・博文さんがプレーしたヤクルト。先発する小川について「お会いしたことがあって、練習熱心で素晴らしい選手と認識している」と声を弾ませ、「明日はまず、あいさつまわりからやりたい」と笑わせた。