ロッテ・吉井監督 競馬に例え珍エール 朗希&小島&種市の開幕候補3投手に「そろっとゲート出る感じで」
「ロッテ春季キャンプ」(22日、糸満)
ロッテの吉井理人監督(58)が開幕投手を目指して“出走”する3投手にエールを送った。23日・楽天戦(糸満)からの3連戦で今年初めて対外試合に登板する種市、小島、佐々木へ「結果を気にしちゃうと、うまくいかない。そろっとゲートを出るような感じで」と競馬に例えてまず無事に“完走”することを願った。
珍エールには理由があった。地方競馬で5勝を挙げて中央競馬に挑戦する愛馬のリジンが21日にゲート試験に合格。「うちの馬、合格したので」とニコニコ。「例えが競馬ですけど(笑)」と上機嫌で開幕投手争いのスタートを心待ちにした。
3人は13日に沖縄・石垣島から沖縄本島に入ったチームと離れ、石垣島に残ってライブBPなどで調整。19日に合流していた。指揮官は「久しぶりの実戦なので、自分の感覚を確かめながら投げてほしい」とアピールよりも、今後の課題を見つけることを期待した。
この日は開幕投手最有力候補の小島が24日の韓国・ロッテ戦(糸満)に向けてブルペン入りした。約40球を投げ、「打者が立って投げるのも2回くらいしかやっていないので」と感覚を取り戻すことをテーマに挙げた。
指揮官から「順調だと思います」と期待される左腕。「投げられたら頑張ります」と2年連続の開幕投手へ向けて、まずは無事に“ゲートイン”を果たす。