巨人 阪神から移籍のケラーが1回0封 森下、大山、佐藤輝の中軸を圧倒 新球スプリットも効果的
「オープン戦、巨人-阪神」(23日、沖縄セルラースタジアム那覇)
巨人の新外国人で、昨年まで阪神に在籍したカイル・ケラー投手(30)が、古巣の阪神相手にオープン戦初登板。1回を無安打無失点に抑えた。最速は153キロ。
この回、先頭の森下を150キロの直球で中飛に抑えると、続く大山は内角低めの149キロで見逃し三振に。最後は佐藤輝に対し、完全習得を目指すスプリットで二ゴロに封じた。
昨季途中で米国に帰国。かつてのチームメートと久々に再会した。練習中には浜地とハグを交わすと、打撃ケージの横でフリー打撃を見ていた岡田監督とも笑顔で握手。新天地に挑む助っ人にとって、充実の1日になったようだ。