「練習試合、ヤクルト－ＤｅＮＡ」（２３日、ＡＮＡ　ＢＡＬＬ　ＰＡＲＫ浦添）

　ＤｅＮＡ・東克樹投手が先発し、２回無安打無失点の完全投球。２番・西川から回をまたいで４者連続三振を奪うなど、開幕投手の最有力候補が初実戦でスキのない内容を見せた。

　「しっかりとコントロールするところはコントロール、ストライク先行で勝負できたので、まだ２イニングですけど順調かなと思います」。４番・村上に対しては、インコースのボールからストライクゾーンに鋭く曲がるスライダーを投げ込む「フロントドア」で見逃し三振に仕留めた。

　「しっかり意図してあのコースに投げられたので、良かったと思います」と会心の表情を見せ、「いい反応をしてくれたと言いいますか、ビクッと動いてから手が出てこなかったので、あれがシーズンの投球の構成の中に入ってくれば、また選択肢が１つ増えてくると思います」と話した。