楽天・今江監督 早めのキャンプ打ち上げで練習拠点がない現状に再考求める「練習量もかなり減る」「チームとして考え直さないと」対外試合白星なしの6連敗

 ベンチで戦況を見守る今江監督(中央)
 3回、四球で出塁し、代走を送られる浅村(中央)
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 「練習試合、ロッテ14-4楽天」(23日、糸満市西崎総合運動公園野球場)

 楽天・今江敏晃監督が現在の練習環境の見直しについて言及した。

 楽天は18日に金武町でのキャンプを終了。チームは那覇に移動し、連日ビジター球場で練習試合に臨んでいる。ここで監督の頭を悩ませるのが練習環境だ。この期間に行える練習は、試合前のフリー打撃やシートノックのみ。試合後の課題練習は行えず宿舎に直行している。

 今江監督は「自分たちの持ってる球場がないというのは、練習量もかなり減るんですよ。これはチームとしてもう一回考え直さないといけない」と語った。

 24日の中日とのオープン戦(北谷)では、右肘のクリーニング手術からの復活を目指している田中将が先発予定。右腕は金武キャンプで打者相手に投げておらず、ぶっつけでの実戦となる。指揮官は「本来ならシート打撃だったりをやりたいんですけど」と本音を漏らし「何事もなく終わってくれることを願うばかり」と話した。

 楽天は例年、2月20日ごろに金武キャンプを打ち上げ、後半は那覇近辺での実戦のみを行う形となっている。

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