楽天 中継ぎ崩壊また勝てず…7戦白星無し いまだ未勝利の今江新監督「しっかり受け止めて」

 「練習試合、ロッテ14-4楽天」(23日、糸満市西崎総合運動公園野球場)

 楽天は投手陣が崩壊し、14失点で大敗した。練習試合を1分け6敗と白星なしで終了。今江敏晃監督(40)は「練習試合で一個も勝てなかったことは、しっかり受け止めて明日からやっていきたい」と厳しい表情で語った。

 序盤は理想的な展開だった。開幕投手最有力候補の先発早川は、3回無失点と好投。打線は三回に島内の2ランで先制。五回には村林が2ランを放ち、加点していた。ただ、リリーフ陣が大荒れだった。

 五回にマウンドに上がった鈴木翔は2四球を与えるなど制球に苦しみ、1回を持たず4失点。昨年は両リーグ最多61試合に登板した左腕の乱調に、指揮官は「去年60試合投げたピッチャーには見えなかった。しっかり修正してもらいたい」と苦言を呈した。

 八回には6番手の宮森が5四球7失点と大炎上。「育成以外の選手で、ここまでコントロールを乱す選手ってあんまりない」。中継ぎ候補投手の相次ぐ乱調に、頭を抱える状況だった。

 結局7試合あった練習試合では、なかなか投打がかみ合わず。一つも勝てないまま、24日の中日戦(北谷)から始まるオープン戦に突入することになった。「僕らチームにとってはちょっとした区切りになって、流れが変わってくれればいいと思う」と新監督。初勝利へいばらの道が続く。

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