巨人が2日連続の打線爆発 三回までに一挙8得点 前日は昨季王者の阪神を初回で粉砕 2位広島も連打で圧倒
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「オープン戦、広島-巨人」(24日、コザしんきんスタジアム)
巨人が2試合連続の猛攻を見せた。
23日は昨季王者の阪神を相手に初回で7得点をマークするなど圧倒した新生阿部巨人。この日も昨季2位・広島から三回までに8得点をマークした。
二回にルーキー佐々木の適時二塁打で先制すると、前日3安打の松原もタイムリーで続いた。三回は門脇の安打から好機を広げ、大城卓のタイムリーで加点。さらに佐々木の2打席連続適時打、泉口のタイムリーなど新人たちが競うように結果をたたき出した。
いずれもカウントをみながら、きっちりと打ち返した巨人ナイン。走塁面でも広島の守備のミスにつけ込むなど、隙のない野球を見せた。キャンプからやってきたことを実戦で示し、前日は「徹底してやってた姿が見られてね、まあ、とてもよかったなと思います」と目を細めていた指揮官。Bクラスからの巻き返しへ、着実に巨人が生まれ変わりつつあるようだ。