巨人 阿部監督「2人ほどプロ野球を知らない選手が」2日連続の苦言 2桁得点の大勝にも「大ケガするおそれがある」
「オープン戦、広島1-10巨人」(24日、コザしんきんスタジアム)
巨人・阿部監督はオープン戦で2戦連続の大勝。ルーキーの佐々木が4安打と躍動したが、指揮官は2戦連続で秋広に苦言を呈した。
「きょうも2人ほどプロ野球を知らない選手がいたので。自軍が大ケガをするおそれがある。10-1でセーフティーの構えをしたり、(秋広が)10-1で九回2死一塁で後ろにいかなかったりね。ファーストのね。そういうのをベンチの指示待ちじゃなくてできるようになってほしいな」と指揮官。八回先頭の湯浅がセーフティーバントの構えをしたこと、9点リードの九回2死一塁で一塁の秋広がベースについてけん制球を受けようとしたことなどに厳しい言葉を並べた。
秋広は本来、走者を気にせずベースを離れて打球を処理することに専念するべき状況だった。前日には三回の第2打席でフライを打ち上げた秋広に対し「野球を知らないんじゃないか」とバッサリ斬り捨てていた指揮官。ただ打線の奮起には「初見のピッチャーでね、みんな追い込まれながらも工夫はできていた。そこが収穫じゃないかなと思います」と語り、手応えを感じさせるゲームだった。