ロッテ ドラ1上田が3安打の大暴れ 両親がバックネット裏で観戦 父・節二さん「石垣の時より」

 「練習試合、韓国ロッテ3-7ロッテ」(24日、糸満市西崎総合運動公園野球場)

 ロッテのドラフト1位・上田希由翔内野手(22)=明大=が、両親が見守る中、4打数3安打2打点の大暴れ。「チャンスで1本打てたのはよかった。プロ野球選手として初めて試合を見てもらった。いい形で結果を出せたのは良かった」と振り返った。

 まずは同点の四回1死。カウント1-1から右前打。4-3の七回1死満塁では、中前に2点適時打を放った。最後は7-3の九回。WBCで韓国代表としても戦った金元中投手の初球を捉え、フェンス直撃の左越え二塁打。「最初に比べて振れてきてるし、対応もできている。飛んだところよりも、自分が強くスイングできたかなっていうのを確認しつつやっている。強いスイングを続けてできているので、しっかり継続できれば」と話した。

 この日は、両親がバックネット裏から試合を見守った。石垣島キャンプにも訪れていたが、直接試合に出ている姿を見るのは初めて。父・節二さんは「石垣の時より、チームの一員になっていると感じた。なかなか、満塁では今までも良い結果がなかったので、今日はよかった」。母・恭代さんは「ずっとテレビで見ていて、初めてヒット打ったときはLINEを送りました。でも、親的には野球の結果より、体調とかどんな感じなのかなって見ていたので、元気そうで良かった」と安心の表情だった。

 残り約1カ月で開幕する。上田は「バッティングで結果を残しつつ、いろんなことに挑戦して対応できるようにやっていければ。1日1日、全力で練習も試合も臨めたら」と意気込んだ。

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